日本理学療法学術研修会in茨城2018へ参加してきました!
こんばんは。5月25、26日は日本理学療法学術研修会が開催されました。群馬から車で約2時間で、一泊してしっかり勉強してきました。
私が参加したは中堅管理職向けの職場管理研修でした。
今年から全国研修会ではなく、日本理学療法学術研修会、日研となり、秋ではなく春に開催されるようになりました。また、ポイント制度も変更され、以前よりポイントがたまりやすくなりました。
今回参加したセミナーは、講義もありますが、グループワークがメインになっていました。最初に講義を聞いて、そのあとに関連する題に対して、みんなで意見を出し合い、整理して、グループで意見をまとめるという流れになっております。アウトプットを重視しており、非常に効率的で、生産的だったなと、セミナーの形式自体も含めて勉強になりました。
内容は、
・協会が理学療法部門管理者に望むこと
・組織の質、アウトカムについて
・管理者として知っておきたい経営学の理論
・経営学の視点から自分の部署を考える
・組織の質の管理
・マネジメントとリーダーシップ
・理想のリハビリテーション医療
・リーダーシップとフォロワーシップ
・ボスマネジメント
・リーダー、フォロワーの間における問題点
・医療職として自律した人材育成(急性期、回復期、生活期でのシンポジウム)
・明日から取り組める人材育成
といった内容でした。
非常に密度が濃く、考える時間も短く、長々と話している暇がないのですが、それが効率的なのかもしれません。グダグダ考えず、必要なことを短時間で話すことができました。
今回のセミナーを通して学んだこと・実践していきたいこと
・アウトカムをグループ管理に導入する
→しっかり月別でデータを分析していく
・アウトカムから考える指導
→具体的な治療方法を指導するのも大切だが、アウトカムが上がらない要因について指導したり、こちらでの予測との乖離があれば、改善するはずだが、改善していないなどというようなフィードバックをして指導していく
→そのためには、こちらの予後予測能力の向上が必要
・患者別のアウトカムを考える
→データベースの評価とは別で、患者の改善度を反映できる指標を考え、一人ひとりアウトカムをみて分析する
・人とのコミュニケーションを重視する。(名前で呼ぶ、ちょっと軽く話すなど)
・ビジョンをしっかり持って、ぶれないようにする
・ビジョンをグループで共有しベクトルをそろえる
・忙しそうにしない
などなど。
資料はもう一度しっかり見ていくことで新たな発見がありそうです。
しかし、とりあえず、上記のことを意識してまた明日から仕事を頑張りたいと思います。