リーダーシップとマネジメントの違い
こんばんは。休日は日本理学療法学術研修会へ参加したため、疲れが抜けていませんが、今日は仕事頑張ってきました。残業でしたね。
2人退院する予定と、3人入院したので、それにより発生した業務を処理しました。脊髄損傷に関する知識が不足しています。完全麻痺は今まで経験したことがありませんので、勉強しないとだめですね。
さて、今日は日本理学療法学術研修会のセミナーの復讐で、リーダーシップとマネジメントの違いについてです。
リーダーシップとマネジメントの前提で異なる点
リーダーシップは、
組織の人間が彼(彼女)の影響に従うかどうかを自分の意志で選択できる。
マネジメントは、
強制力をともない、組織の人間にとってその指示に従わない自由が自質的に与えられていない。(自分の意志で選択できない)
要するに、指示を受ける人が、自分の意志で選択できるものはリーダーシップに含まれ、自分の意志で選択できないものをマネジメントに含む。
リーダーシップとマネジメントのプロセス、得られる成果の違い
リーダーシップ(組織を率いる能力)は
方向・ビジョンの策定(長期的な視点)
↓
その方向に人々を整列させる
↓
動機づけとやる気の向上
↓
得られる成果は:大規模な改革
マネジメント(経営・管理)は
予算化と計画化(短期的な視点)
↓
組織化と要因配置
↓
コントロールと問題解決
↓
得られる成果は:確実性と秩序
リーダーシップはビジョンを掲げ、組織の目標を達成するために向けられた、他者への影響力である。
マネジメントは、組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関である。
リーダーはグループをマネジメントしつつ、リーダーシップを発揮していくことを目指していく。
まとめ
リーダーシップは部下が自分の意志で判断できることを、どのように良い方向へ誘導し、影響力を与えるかを考えること。
マネジメントでは、短期的な計画・組織の配置等を踏まえ、指示をしていくことを考える。
リーダーシップ=部下を促す
マネジメント=部下を操作する