GIST(消化管間質腫瘍)について高速で情報収集してまとめてみた
あけましておめでとうございます。お正月も終わりましたが、今年の1発目はクリニカルクエスチョンからスタートです。理学療法士としてはGISTについてあまり関わる機会が少ない方が多いかもしれませんが、今回関わる機会があったため調べました。
方法
赤羽雄二さんのご指導によりレーザープリンターをついに導入いたしましたので、早速活用していきたいということで・・・・
①5分でグーグル検索より良さそうな記事をみつけ印刷する
②10分で読み込む
③10分でブログにまとめる
でやってみようと思います。
①5分でグーグル検索で良い記事を探し印刷
3つの記事をピックアップしました。プリンターの印刷設定により時間がかかりロスしました笑
②10分で読み込む
マーカーとメモを直接ペーパーに書き込みしました。その後、すべての紙を再度スキャンしevernoteへいれました。
③10分でブログにまとめる
以下、わかったこと整理
(1)GISTとはなにか
・悪性腫瘍の一種:肉腫(サルコーマ)
(がんは癌腫と肉腫に分けられるため、GISTは癌ではない)
・胃や小腸に多い(胃:40~60%、小腸:30~40%、大腸:5%くらい)
・粘膜の下に腫瘤上の病変を形成する(通常の癌は粘膜から発生する)
・早期は無症状、進行にて下血、貧血などの症状を認める
・症状が特異的ではないため発見が難しい
・好発年齢は60歳代がピークだがほとんどの年齢層にみられる
・まれな疾患である(10万人に2人程度)
(2)GISTの治療方法
・原則的・ガイドラインとしては大きさに関わらず手術治療、小さい場合は経過観察のこともある)
・転移している場合は内科的治療(化学治療)の適応
・手術としては、腹腔鏡下手術を行う場合がある
・手術後のリスク判定で再発リスクが高い場合術後補助療法(アジュバンド治療)としてイマチニブの服用が進められることがある。
・イマチニブが効かない場合はスニチニブ、レゴラフェ二ブが導入されることがある
・イマチニブなどの分子標的治療薬の副作用として、皮膚毒性、循環器毒性、内分泌・代謝に関わる毒性など通常の抗がん薬より多気にわたる。
(3)理学療法士としてどうするか考察
・手術を実施しているか、経過観察になっているかを確認する
・手術後であれば、内服を確認し、イマチニブ、スニチニブなどを使用しているか確認し、副作用に注意する。
・経過観察の場合は、GISTの症状として、下血、貧血などの症状が起こりうる点を留意する。
まとめ
今回、計画的に情報整理を実施する方法にレーザープリンターの導入を実施しました。短時間で集中的に情報収集から考察まで実施できました。しかし、ブログのまとめの際に時間をオーバーしてしまったため、キーボード入力ではなく音声入力で行うほうが良かったかなと思ったので今後に活かしたいと思います。