理学療法士の思考

認定理学療法士などをはじめ、理学療法関連のテーマを中心に情報を発信しています。認定理学療法士(運動器)、協会指定管理者(上級)、地域包括ケア会議推進リーダーを取得しております。

認定理学療法士(新規)の申請~何を準備する必要があるの?~

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↑つくってみた!!

 

こんばんは。本日は認定理学療法士試験への申し込みについて何を準備すればよいのかについて整理していきたいと思います。私は、最初に試験を受け始めたのが2016年度でしたので、今回3年目の受験になります。申請については意外とわかりにくいため、うまく整理できればと考えています。新人理学療法士の方も、キャリアラダーを考えるうえで、早めに先を考えて行動する必要があるので必見です!!

認定理学療法士試験受験に必要な準備

①新人教育プログラムを修了(20ポイント)

これは必ず必要であり、これを終えなければ、専門領域のポイントがたまらないので、なるべく早めに修了することが望ましいです。

②専門分野登録(登録後2年経過する必要あり)

新人教育プログラムが終了すると、自分の希望する専門分野へ登録することができます。これはいくつでも登録可能ですので、私はすべて登録しています。

理由は、今やりたいと思っていることが、数年後変わる可能性があったためです。認定理学療法士試験の申請には、専門分野登録から2年間経過する必要があります。ここが重要です。新人教育プログラムが終わったらすぐに登録しましょう。

③協会指定研修を受講(40ポイント)

これはどの認定理学療法士試験を受けるにも受講する必要がある研修会です。そして、試験範囲になります。2018年度はe-learningで受講可能となっていましたが、内容は2017年度の内容でした。私の経験上、試験を受ける年に受講したほうが良いです。その年の、講義の内容が試験範囲となります。受講から5年間有効ですが、5年前に受講して試験に挑む場合、内容はおそらく異なります。そのため1月ごろにその年の資料をダウンロードできる期間がありますので、もし受講してからしばらくして試験を受けられる方は、協会のHPを確認しておきましょう。事前に申請しないと資料はもらえない仕組みになっています。

④希望領域の認定必須研修会を受講(20ポイント)

協会の勉強会の中に、認定必須研修会(脳卒中)などと領域ごとに必須研修会が存在します。この研修会は、③協会指定研修に加え、試験範囲になるメインの講習会になりますので重要です。その年の講義が試験範囲になります。受講から5年有効です。受講からしばらくたっている方は、1月ごろにその年の資料がダウンロードできる期間があります。(協会指定研修と同様です。)

⑤その他100ポイント

主に講習会参加などによるポイントが100ポイント必要です。内訳は、領域ごとに異なっているので、確認が必要です。(ポイント取得マニュアルを参照)

例:脳卒中の場合

40ポイント:脳卒中に関連した講習会・研修会の受講にて取得

60ポイント:自由選択の活用にて取得

というように脳卒中以外のポイントが使えます。

⑥症例報告10ケース

関連領域の症例報告1000~1200字程度を作成する必要があります。

まとめ

以上合計180ポイントと症例報告10ケースが申請に必要な書類になります。申請書類や詳細については協会のHPを参照です。近年、いろいろ変革が行われているため、何か変更がある場合も考えられるため協会HPは要チェックです。このサイトでも可能な限り情報を発信していきたいと思います。

www.japanpt.or.jp