臨床、指導、業務 効率性とは?
こんばんは。
当院では階層評価を実施していまして、現在前半戦の階層評価については今実行中です。もう少しで、すべての評価が終わることになると思います。
前半戦の振り返りについて考えていきます。
臨床面
臨床については、特に大きな問題はなかったように思います。
勉強になったのは、BiNIだけの視点ではなく、ボバースやPNF等の概念を踏まえたうえでの指導を受けることにより、やはり問題点の抽出についての考え方についていろいろ考えることがあったと思います。
問題点は複数のものが混在しており、一番の問題というのは抽出することが難しいのですが、理学療法士間での話し合いの中では、評価の結果として重要な話題になることが多いように思いました。そのため、動作分析の結果、動作の観察の結果によって、何が問題なのかを話し合うわけですが、その抽出方法についていろいろな方法があり、各自の考え方を聞くことはすごく勉強になりました。
今後、人にわかりやすくケースの問題点を伝えるためにも、理学療法士の共通概念である考え方として、どこに問題が大きいのかをしっかり伝えることができるとよいのか考えていきたいと思います。
指導
ここは非常に難しいところです。まだ指導経験があまりないところもありますが、自分の考え方についてしっかり伝えたいと思いますが、それが本当に正しいのか、部下の考えも一つあるのではないか、といったようなことも考えると、自分の考えを押し付けてこうやる方がいいというのもどうかなと考えてしまうことがあります。なので、部下の意見を聞きつつ、その根拠を確認したうえで、それが正しいのかどうかを吟味し、指導していけるようにしたいと思っています。部下の意見が正しくない場合は、それがどの点で正しくないのかを納得できるように説明したうえで、自分の意見を伝えられるとよいのかなと思います。また、疾患や患者特異性と極力踏まえて指導していくように心がけていきたいところです。
業務・効率性
前半戦は効率性について多くのことを考えてきましたが、結果的に効率的に行えていないということでした。ものすごく悔しいところでしたが、効率的に行うとはどういうことなのかあいまいであり、人によって考え方も違います。
なので、自分で効率性について考え、客観的に自分を見つめられるように、その日の単位や空き時間、予定していた業務の時間とその結果について、検討していけるようにノートをうまく使っていけるようにしたいと思います。その結果を、うまく人に伝えられれば、効率的に行えていることも客観的にわかると思いますので、何とかできるといいなと思います。
まだまだ、課題が多く、一つ片付けるだけでもかなり時間がかかるのですが、同時に複数やっているので、余計時間がかかってしまいます。しかし、現状を考えるとなるべく早く、自分の指導方法や管理の形態を確立していく方が後々業務の効率化は図れると思いますので、今年度何とか頑張っていこうとおもいます。