理学療法士の思考

認定理学療法士などをはじめ、理学療法関連のテーマを中心に情報を発信しています。認定理学療法士(運動器)、協会指定管理者(上級)、地域包括ケア会議推進リーダーを取得しております。

山口周さん:知的戦闘力を高める独学の技法を読んで

こんばんは。今日は1冊本を読みましたのでアウトプットします。

山口周さん

知的戦闘力を高める 独学の技法

 

この本では、独学を一つのシステムととらえ、

①戦略 

②インプット

③抽象化・構造化

④ストック

といった流れで行います。

ポイントは

覚えないことを前提とし、脳ではなく外部メモリーに情報を整理したうえでストックしていくことを重視する

という点です。

 

今後、情報は常に新しいものがでてくるし、古い情報も陳腐化していく場合が考えられます。そういった、今後を見据えたうえで、自分で情報を取捨選択し、情報の密度を濃くしていき、覚えることに時間をかけるのではなく、知的戦闘力を高めることに重点を置くことが重要になります。

 

私は、2017年度の試験で3戦1勝2敗でしたので、勉強をもっと効率化できないかなと思いこの本を読みました。

本からは、勉強(独学)は戦略的に行い、入れる情報を選ぶと同時に、入れない情報も選ぶことが重要であること。また、情報を蓄積していくことの重要性の再確認。インプットの重要性を再確認できました。

今後について考えていました。

①戦略について

入れる情報として、

・BiNIの知識・技術関連→スペシャリテ

・運動器理学療法関連→スペシャリテ

・臨床関連ークリニカルクエスチョンー→ジェネラリティ

脳卒中認定PTの勉強→スペシャリテ

・リーダー論、指導、管理関連→ジェネラリティ

リスク管理関係→ジェネラリティ

リベラルアーツ(教養)的要素・他分野読書→ジェネラリティ

といったところでしょうか。

BiNIと運動器は専門性としてより深めつつ臨床に全力を尽くす。

試験を目標に脳卒中の勉強をする。

2018年の目標に則し、指導とリスク管理について勉強する。また、他分野の情報を入れていくことです。

入れない情報は、基本的にこれに当てはまらないものはなるべく避けていくことでしょうか。極力これらに関連したものを選んでインプットしていけるとよいのかと思います。また、自己啓発や方法論系の本は読まないようにしようと思います。

 

②インプット

可能であればkindleを使って、読み、アンダーラインを引きながら読んでき行きます。

kindleで本がなければ、実際の本にマーキングしつつ、読みます。

重要と思うところには線を引くようにします。

 

③構造化・抽象化 ④ストック

1回読み終えたら、ラインの部分を読み返し、自分の考えなどをメモしつつ、本当に重要だと思うものを選抜し、5から9個をエバーノートに転記します。

エバーノートに転帰した後、抽象化しつつ、自分の言葉に置き換えます。この時ブログを使うかもしれません。(今回はブログ)

抽象化だったり、自分の言葉にして、使える知識としていきます。

 

とにかく、以前も記事にしましたが、Evernoteにほぼすべての情報をストックしていくことを心がけていきます。現状は新たなものについてはすべてEvernoteに入れられていますが、過去のデータでdropboxonenoteに入っているofficeのデータなどがまだEvernoteに入っていない状態です。今後、それらも移動させていこうと思います。また、一部はdropboxなどに一時的に入れ、そのあとにEvernoteにまとめて入れるようなシステムにしてもよいのかなと思います。

 

とにかく、独学は自分ですべて行うものであり、自分のやり方になります。この本で学んだことはすべてを導入するわけではありませんが、かなり参考になりました。GTDシステムとして私は基盤を組んでおり、今後独学システムもGTDの一部として取り込んでいければと思います。おおむね今回書いた内容が使えそうです。まずは、実践しPDCAを回してみようかなと思います。

独学の方法で悩んでいる方にはお勧めです。

 リンクになっています。気になる方は読んでみてください。