理学療法士の思考

認定理学療法士などをはじめ、理学療法関連のテーマを中心に情報を発信しています。認定理学療法士(運動器)、協会指定管理者(上級)、地域包括ケア会議推進リーダーを取得しております。

斎藤孝さん:大人のための読書の全技術

こんばんは。2015年に読んだ本のメモを記事にしてみました。読書メモなのでいつもと違い、ですます調ではありませんが、参考になればと思います。これを読んで興味を持っていただければ、購入して実際の本を読んでいただけるとよいと思います。あくまでも参考になればと思います。 
 
 
自分の本の読み方を確立するために本を読んだ。
まず、読書の利点
読書では、偉人に直接教えてもらえるという利点がある。 普段の生活では、平行次元でのやり取りとすると、読書は完全に垂直次元思考でのやり取りになる。その中で、新たな思考、語彙、概念、知識などを学ぶことができる。また、文字を読んでいき、脳内で想像、思考することで、前頭葉の活性化にもつながる。
 
本の読み方として、この本では、速読と精読を使い分けることが良いと言っている。
まず、速読は単純に視野の広さを利用しどんどん読んでいくものと、重要点を選択し、目次などから大切なところだけを絞る方法を使い分けて行うとある。
どう、大切なところを選ぶかが重要だと思う。そのための方法として、幾つかテクニックが紹介されている。
まず、目的を持って読み、目的に合うところを優先的に読む。そのために、はじめに、終わりに、目次からある程度書いてある内容を想定しておく。この時、逆算読書法といい、重要なとこから読んでもいい。また、2割読書法といい、速読するが2割は精読してもいいとし、大切な部分とそうでない部分の読む深さを変えることを推奨している。また、読みながら、本自体をノートにし、三色ボールペンで最重要を赤、重要を青で線を引き、主観的に大切、キーワード、気になったところを緑で丸をつける都いうことも良いとしている。
その中で、精読の要素として、引用したい点を3つ選びながら読むという引用ベストスリー方式を紹介しており、日常会話でも、本の引用を出せるようにしておくと、良いと言っている。
また、古典などを読む際、大切なところを理解するために、音読も良いとしている。
 
読書では、そこから何を得るのか、自分の必要なことを選択して、役立てられる概念を得れるかぎ重要であると思った。
また、読んだだけでなく、できる限りアウトプットしていくようにしていきたい。
 
今回はこれを読んだことで、読み方の参考になったので、自分の本の読み方を確立させるために活用したい。