理学療法士の思考

認定理学療法士などをはじめ、理学療法関連のテーマを中心に情報を発信しています。認定理学療法士(運動器)、協会指定管理者(上級)、地域包括ケア会議推進リーダーを取得しております。

理学療法におけるOJTの在り方~指導者の好ましい態度~

こんばんは。本日は、自転車で通勤しました。早く到着するし、そんなに疲れないし、いいことが多いですが、慣れないことをしたせいか、タイムカードを切るのを朝忘れてしまいました。気を付けないと笑

 

本日は理学療法士育成OJTテキストを読み始めましたのでその内容から!

この本では、今まであまりかかわることのなかった教育に関する視点で、部下の指導をどう行っていけばよいかが書かれています。卒前教育に関しても書かれていますが、とりあえず、現状は実習生を持っていないので、卒後教育に関するところのみを抜粋して読み始めています。

今日読んだところでは、指導者の好ましい態度についてです。

これが意外と難しいところですね。本人は、理学療法士の育成はなぜか体育会気質があり、現場に慣れてきた中堅職員は兄貴肌や姉貴肌をよくもわるくも発揮する傾向が否めないとの記載があり、割と納得できる点が思い浮かびます。しかし、体育会的指導でもうまくいけばよいと思いますが、現実なかなかうまくいかない点も多いと感じます。

 

理想的な指導者の態度として気になったのは

・いつもにこにこしている

・失敗時により優しく、成功時により高みを目指す言葉をかける

・症例の悩みに対して具体的な解決案を提示する

・一緒に働いているという安心感を与える

・社会人として認め、尊重する

・指導者自身の元気さ、明るさ、冷静さ、丁寧さを見せる

・上司に対して行う報告・連絡・相談を実践して近くで見せる

・スタッフや関連職種に対する気遣いを自然に見せる

 

です。

確かにあてはまっているといい指導者だなって思いますが、真剣に指導しすぎてしまうことが多いので、なかなかにこにこしていられなかったり、安心感を与えられないことがあります。部下との指導時間を上手く確保して、余裕ある振る舞いをすることが私にはたらないかなと感じます。

余裕を持たせるためには、業務を先回りし、いつもより早めに終わらせることが必要なので、部下のいない日は、なるべく自分の仕事を中心に行い、部下のいる日は部下の状況を確認するなどの管理時間にあてられるようにしていくことが望ましいのかと思います。

 

まとめ

指導者の振る舞いは部下からの信頼性に影響する可能性がある。余裕がある振る舞いをするよう、業務の内容を調整し、指導時間を作るようにしていく。